今年度、1年生はさつまいもを袋で栽培しました。来年度は有志で畑での栽培に挑戦します。コンセプトは“循環型農法”。収穫したさつまいもからはバイオエタノールを精製。さつまいもの葉は肥料に、つるからは紙を作る予定です。
また江戸時代から続く、落ち葉堆肥を使った農法で栽培していきます。この技術を学ぶため生徒自ら大人の方と連絡を取り、三芳町川越いも振興会の早川忠男会長にお話を聞くことができました。
一年を通した畑でのさつまいもの栽培方法についてのお話や、“落ち葉堆肥”についての疑問に答えて頂きました。
「落ち葉には分解されやすい、されにくいがある。油分が多いイチョウなどは肥料として分解されにくい」など、私たちが実践していく際に助けになることを多々教えてくださり、本当にお話を聞くことができてよかったと感じています。
さらに「出荷できないさつまいもについて」や「人手不足の問題はあるのか」など、幅広いお話を頂き改めて“循環型”と“持続可能”の大切さを実感しました。
今回学んだことを活かして、さつまいもの循環型農法を行なっていきます。
photo&writer:NAKAZAWA(student)
editor:NAMBU(teacher)