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毛呂山町“桂木ゆず”収穫作戦!

2021.12.03
PROGRAM

さわやかな秋晴れのもと1年生と2年生は埼玉県毛呂山町を訪れ、桂木ゆずの収穫を行いました。
毛呂山町はゆずの栽培に適しており、日本最古の産地とされています。初めに一般社団法人毛呂山町観光協会の中里事務局長からゆずの取り方についてレクチャーを受けました。ゆずには鋭いトゲがあるため注意して作業を進めます。ゆずのさわやかな香りに包まれながら一つずつ丁寧に収穫しました。香り高い桂木ゆずはさまざまな商品に使われ、多くの注目を集めています。


一方、山間にゆず畑を持つ農家の方にお話を聞くと毛呂山町が深刻な問題を抱えていることがわかりました。
「このゆずの木は40年前に植えた」
この農家がゆずの木を植えた当初、毛呂山町はゆずの収穫が盛んに行われていました。しかし最近は、ゆず農家の高齢化や後継者不足の問題でゆずを収穫できないという状況になっています。私たちがお手伝いしたわずか4時間は2週間分の作業量に相当するそうです。このような問題に私たちが貢献したことで、現地の方々もとても喜んでくれました。

今回の経験を通して、ニュースを見ているだけでは自分ごととして捉えることが難しいと強く感じました。“地方・地域が抱える問題にどう取り組んでいけばよいのか”を考える良いきっかけになったと思います。

photo&writer:NAKAZAWA(student)

editor:NAMBU(teacher)