フロンティコース1-Hでは、1学期の総合の時間を使って学校のゴミ問題について考えてきました。
本校に限らず、食堂では少なからずフードロスが存在します。また、最近は学食のテイクアウトも増えたため、プラスチック容器の排出量も多くなりました。これらは決して看過できない問題です。そこで、この状況を変えられないか思案していたところ、丸紅との共同プロジェクトの話が持ち上がりました。不要な食材から作った容器❝edish❞<エディッシュ>の学校での導入です。
edishは使用後に粉砕・乾燥させると肥料に生まれ変わる優れものです。そしてその肥料はフロンティア農園で活用できます。
今日は、丸紅の方々と仲介してくれた近畿日本ツーリストの皆さんが来校くださいました。edishプロジェクトを実施するにあたり、私たちが取り組んでいる農園や食堂を視察してもらいました。
学食からの食品廃棄量や実際に販売されているテイクアウト食数のデータをもとに両者でブレインストーミングしました。その中で、丸紅の方々からは「高校生の意見を活かしていきたい」というお話や「edishの付加価値を知ってもらいたい」という想いを伺うこともできました。
実現できる可能性は未知数ですが、『How can I do it?』の精神で取り組んでいきたいと思います。
photo&writer NAKAZAWA(student)
editor:UCHINO(teacher)