慶応義塾大学理工学部に在学中の本校OBがフロンティアコースの為に講演をしてくれました。
中学時代はとにかく好きな数学にのめり込み、中学3年のときには高校数学をマスターしていました。そんな好きな数学でしたが、ふと疑問が浮かんできました。それは”数学はどんなふうに世の中の役に立っているのだろうか”ということ。好きな学びを追求して対峙した者にしかわからない気持ちかもしれません。そんな迷いに一縷の光をもたらしてくれたのが物理だったそうです。人類が便宜的に用いてきた数学が自然法則に当てはまってしまう不思議に魅せられ、物理学の世界に邁進していったとのことです。
熱意のこもった物理学の話は次第に生徒達も巻き込んでいきました。そして講演が終わる頃には憧れと尊敬の念を抱かずにはいられませんでした。先輩から今回学んだことは物理の魅力だけではありません。先輩が一番伝えたかったものはフロンティアコースが掲げている理念と共通点がありました。
photo&writer:NAKAZAWA(student)
editor:NAMBU(teacher)