4日目は瀬戸田高校の3年生とのフィールドワークからスタート。これまでの探究宿泊プログラムの経験やオンラインでのアイスブレイクもこれまで4度も重ねているので、遠く離れた同年代との交流はお手のもの。かと思いきや、流石に初めは緊張気味でした。これまで準備してきた両校の実行委員による開会式で少し表情が緩み、そのまま班別行動へ。帰ってくる頃にはすっかり打ち解けていました。700キロ先に新しい友達ができたようです。
フィールドワークの後は瀬戸田の「仕掛け」を行っている株式会社Stapleの小林亮大さんのセミナーへ。
かつては塩の生産地として、高度経済成長期には観光地として栄えた潮待商店街ですが、しまなみ海道の開通や観光客の減少により、衰退してしまいました。
そんな商店街に再びスポットライトを当てるため、小林さん達は人の流れを生み出すまちづくりを行っています。
何度も来たくなるようなまちづくりを目指す小林さんの話に、自分たちが普段取り組んでいる活動と重なり話に没入する様子が見られました。
また、宿泊先のボナプールについて、乃美祐太さんからもお話が。実は、ボナプールは福祉施設として活用されています。
全ての人が安心して住み続けられるまちづくりのために、多くの人が力を合わせている素敵な町でした。