埼玉県小川町にある霜里農場を、高校2年生の生徒たちが見学しました。霜里農場は、有機農法を取り入れた持続可能な農業を実践しており、化学肥料や農薬を一切使わず、自然の力を活かした栽培方法を取り入れています。
見学を通して、生徒たちは実際に土に触れ、微生物の力を目の当たりにしました。さらに、廃棄予定だったてんぷら油を燃料とする発電機やトラクターを見学し、無駄を出さずにエネルギーを活用する工夫に驚きの声が上がりました。
霜里農場を運営する金子さんは、「地産地消」を大切にし、農業を通じて地域全体で資源を循環させる仕組みを作っています。タイパ(タイムパフォーマンス)やコスパ(コストパフォーマンス)にとらわれるのではなく、微生物や自然と共存する覚悟を持ち、時間をかけて丁寧に農業と向き合う姿勢は生徒たちにはどのようにうつったのでしょうか。