川越まつり(川越氷川祭の山車行事)は、10月14日に氷川神社が執行する「例大祭」を根源とする都市祭礼。起源は慶安元年、370年の時代を超え、川越市民によって現在まで脈々と引き継がれている神事です。今年も元町二丁目「山王の山車」を曳かせていただきました。はじめて川越祭りに参加する一年生は、この日を心待ちにしていました。まずは氷川神社に向かって曳行します。
氷川神社前にて。山車からせり出してくる山王の人形に歓声が上がりました。
午後の曳行は日差しのせいか暑くなってきました。観光客もだいぶ増えてきて街中に熱気があふれています。
日もどっぷり沈み、いよいよ宵山が始まろうとしています。
提灯をともしながらの曳行に湧きあがる高揚感を抑えきれません。
向かい合う山車が、囃子(笛、太鼓、鉦、踊り)で競演するのが見どころ。「曳っかわせ」は川越まつりの醍醐味といえるでしょう。
提灯を高々と振り上げ、歓声を上げる人々。
連雀町では5台の山車が「曳っかわせ」を繰り広げ、最高潮の盛り上がりを見せました。
今宵の宴もここまで。後ろ髪を引かれる思いで帰路に向かうのでした。
山車を引く貴重な機会を与えてくださった元町二丁目の皆様、今年もお世話になりました。ありがとうございました。