田山花袋「田舎教師」の舞台でもある羽生。
そこには青縞の市なるワードも登場しますが、今は開かれていないようです。
現在、伝統的な藍染を継承しているのは4軒とのこと。
そのうちの1軒「武州中島紺屋」を訪問しました。
ジャパンブルーと称される藍染を後世に残していくために何ができるでしょう?
ともあれ体験してみないと始まりません。
1年生26名がクラスTシャツ制作に挑戦です。
藍染職人の新島さんからレクチャーを受けました。
毎年、ご指導ありがとうございます。
フロンティアコースでは「センスあるね。」は賞賛の最上級。答えのない問いとの戦いです。どう絞ったらどんなデザインに仕上がるか?いつも以上に真剣に悩んでます。
藍染の染料液は微生物発酵です。表面にはその証である藍の華が浮いています。生物の営みに畏敬と感謝の念を持ちながら、染めさせていただきます。
最初は緑色なのに、空気に触れると見る見るうちに藍色に変化していく様は、何度見ても感動します。
インディゴが酸化反応しきったところで水洗いして仕上げます。
2つと同じものは存在しないオリジナル作品。気に入らないわけありませんね。
藍染の証はしばらく消えません、一週間はこのままです。