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JS Program with 電気通信大学
カーボンニュートラルについて考える

2022.12.21
その他

電気通信大学大学院情報理工学研究科の榎木光治先生が出張講義に来てくださいました。榎木先生は、熱工学と流体工学の観点から、エネルギーや環境問題について取り組み、持続可能な社会とカーボンニュートラルに貢献することを目指していらっしゃいます。

 

榎木先生の研究室のHPにおいても、出張講義の様子が紹介されています。是非、ご一読ください。

今回の出張講義では、「なぜ勉強するのか」と「カーボンニュートラル実現に向けた学び」について、お話しくださいました。また、生徒たちは事前にサーモグラフィカメラをお借りし、身近なエネルギーについて考えました。高校2年生の参加者は、撮影した画像の着眼点についてプレゼンテーションを行いました。

「社会をよくするために勉強する」という話に、生徒たちはよく頷いておりました。生活のさまざまな場所に、たくさんの人が積み上げた学問の成果があることを知り、「勉強することの意義」について、改めて考えを深めていました。

 

 

実験では、減圧容器内でパチンコ玉と鳥の羽を落下させ、同時に着地する様子を見せていただきました。本当に同時に着地することを目で見ることができ、感動の声が上がりました。また、減圧容器内で水を沸騰させ、一緒に入れたシリカゲルと水の温度変化を見せていただきました。生徒たちは熱の行方について考え、榎木先生から意見をいただくことができました。

 

 

プレゼンテーションでは、実際のゼミと同じように、榎木先生や研究室の学生様から質問をしていただきました。生徒たちは、ゼミの雰囲気や深く学ぶことの重要さを体感し、貴重な体験となりました。最終的には、2名の生徒が「ベストサーモグラフィ賞」をいただくことができました。賞がもらえなかった生徒も、次の学びへの意欲を十分に高めていました。

 

 

このような経験を通して、自分自身の興味関心に気づき、日々の学びがより積極的になると思います。次回以降のJS Programにも積極的に参加してほしく思います