いよいよ「北陸探求宿泊プログラム」が始まります!
今日のテーマ『発酵の学び』と『紙漉の学び』。
しかし、それ以外にも自分で準備し、自分で考えることが盛りだくさんです。
朝は、「東海道新幹線19番ホームの16号車前に集合」です。
全員集まることができるか不安でしたが、無事出発。
テンションも上がりながら滋賀県米原に到着です。
ここからバスで移動し、長浜へ向かいます。
長浜大手門通りにはのっぺりうどんなどの伝統料理、ガラス工芸やガチャガチャフィギュア制作で有名な海洋堂のミュージアムもあります。
第一の学び『発酵の学び』@湖のスコーレ
醸造家ハッピー太郎さんから、麹菌の特徴や発酵の仕組みをレクチャーいただきました。
炊いた大豆を潰し、大豆と同量の米麹に5%ほどの塩を混ぜてから大豆と合わせます。
米麹に塩を混ぜると「甘酒のようなかおりがする」と言っている生徒も。
同じ材料、同じ作り方をしても完成したみそは味が異なるのだそうです。
発酵により材料が馴染むまで一週間ほど。
そんな手前味噌の完成が待ち遠しいです。
次に訪れたのは第2の学び『紙すきの学び』の地、越前和紙の里です。
日本三大和紙の一つである越前和紙。その紙すきの技術を見学・体験できました。
日本の伝統技術は衰退傾向にあります。その技術を伝承するには、後継ぎを確保することや継続した収入を得られることが必要です。幸い越前和紙は、若いクリエイターが集まりやすいとのことです。しかしながら、「紙の需要が減っているから、生産も減る。そうするとやめてしまう工房があるのは必然。」という話をうかがいました。さて、こういった問題をどのように解決してくのかが、我々に課せられたプロジェクトです。
1日目最後の訪問地は、朝倉氏の歴史的史跡一乗谷です。
夕暮れどきの一乗谷で過去に起きたであろう出来事に思いをはせながら散策しました。
今夜は勝山のホテルにお世話になります。
明日は恐竜博物館・福井大学・越前海岸を訪れます。
たくさん学び、たくさん経験してきたいと思います。