高校2年生の生徒たちが出し物のテーマに掲げたことは「エコロジー・エンターテイメント・学び」です。
彼らは来場者の方々へテーマを届けるために”カジノ”という手段を選択しました。
受付で配布されたチップを使うことで、様々なエンターテイメントを楽しむことができます。
チップは捨てられたペットボトルのキャップを消毒、加工して再利用したものです。
彼らはペットボトル用ゴミ袋の設置や、ゴミ袋を携えて呼び込みをしたりと学校の美化活動にも尽力しました。また、分別に協力してくれた人には優待券を配布するなど、「思わず分別をしたくなる」仕組みを取り入れました。分別を強制するのではなく、ナッジ理論を用いた手法を取り入れたことは過去の学びがつながっているのだと感じました。
企画を運営するにあたり、サービスやマネージメントなどを深く考える貴重な体験にもなりました。
来てくれた方々の笑顔や充実感を糧として今後の取り組みに邁進してほしいと思います。