毛呂山町を訪問すると、栽培放棄されたゆず畑をみかけます。栽培に携わる農家さんの高齢化問題や跡継ぎ問題によるようです。フロンティアコースでは、地域創成プログラムの一つに『埼玉の誇るブランド桂木ゆずの存続』があります。その活動を知ったとある地主の方が「学生さんが農地の手入れをしてくれるなら、自由に活動に使ってください。」と言ってくださいました。
すでに実がなる状態のゆずの樹が20本ほどあります。”桃栗三年、柿八年、柚子の大馬鹿十八年”。1期生が植えたとて収穫するときには36歳ですから、とてもありがたいことです。学校のフロンティア農園とは比べ物にならない広さなので、どこまでできるか未知数ですが、フロンティアコースの総力を挙げて、大事にゆずを育てていきます。