東北学院大学文学部大門耕平先生が出張講義に来てくださいました。専門は、「経済学」「神学」「教育統計学」という異色のキャリアの持ち主です。今日は、”キリスト教と戦争論”と”善いサマリア人のたとえ”についてお話しくださいました。
戦争は、①絶対平和主義②正戦論③聖戦論であり、多様化が進んだ現代社会では、国連を中心とした正戦論では紛争解決が難しいことが露呈したという話。カテゴライズしていくことで問題の本質に近づくという手法を学びました。
後半は、寓話にふれながら聖書の一説「善いサマリア人のたとえ」について考え、社会問題を掘り下げていく授業をしていただきました。
普段はひっかからなかったり、見過ごしたりしてしまう自分の視野の狭さに気づき、見えないものを見ようとする感覚をもってくれたらいいなぁと思います。