社会人セミナー番外編で、今回は大学生セミナーを実施しました。
学生団体Blined Project 代表 浅見幸佑さんにご登壇いただきました。
Blined Projectは「楽しさの垣根のない世界の実現」をビジョンに活動している大学生5人で構成された学生団体です。見える人も、見えない人も、見えにくい人も、みんなで楽しめるボードゲームの開発や普及・提案を行っているそうです。
※以下H.P.より抜粋
『晴眼者の大学生である私たちは、これまで成長の過程の中でほとんど視覚障碍を持つ方と交流することがなく、交流する機会があったとしても、共に遊んだ経験はありませんでした。その結果、視覚障碍を持つ人と深く関わらず、正しく理解しないまま「視覚障碍を持っている人は大変だ」と言ったイメージや「視覚障碍があることは気の毒だ」といった認識を抱いてしまっていた部分も多くありました。
私たちは、ボードゲームを作り、視覚障碍を持つ人と一緒に遊ぶ中で、一緒に喜んだり、悔しがったり、同じ感情を共有することで、これまで感じていた距離感が一気に縮まったような感覚を覚えました。また、ボードゲームを通じて視覚障碍を持っているからこその感覚の違いや、見える見えないに関わらずお互いに持っている共通点などを発見し、お互いにわかりあい、尊重し合うきっかけにもなりました。』
生徒からするとちょっと年上のお兄さん。なのに社会を笑顔にする活動(これが浅見さんの社会貢献の定義だそうです。)を実行している大学生を目の当たりにして何を感じたでしょうか。
社会の課題を発見し、その問題をどのように解決できるか。方法はたくさんある中で、持続可能な方法としてボードゲーム開発を選択した彼ら。「自分たちが楽しむことも重要。そうでないと活動が持続しない。」とっても大事な視点だと思います。これからも活動頑張ってください。フロンティアコースも頑張ります!