梱包材と聞いて何を思い浮かべますか。
緩衝材となる段ボールが1番身近に感じるかもしれません。こういった梱包材を手がけているのがカネパッケージさんです。
段ボールはリサイクル時にプラスチックと異なる利点を持っています。
プラスチックはリサイクルすれば元の価値より低いものに生まれ変わります(ダウンサイクル)。
一方、段ボールはリサイクルすれば元の価値より高いものに生まれ変わります(アップサイクル)。段ボールは段ボールとして生まれ変わり、オリンピックではベッドとして使われました。
段ボールはアップサイクルの可能性を大きく秘めている夢のような材料なのです。
カネパッケージさんの事業は梱包事業だけにとどまりません。
上空200mから卵を落下させても割れない段ボールを開発。実際に生徒がエッグドロップチャレンジしてみましたが卵は割れませんでした。これには一堂驚きです!
こうしたユニークな商品が続々と生まれる背景にあるのが金坂社長の言葉。
「従業員のやりたいことは絶対ダメと言わない」
フレキシブルで積極的に挑戦を続ける会社の精神に感銘を受けました。
今回の視察では日々の活動につながる貴重な経験をさせていただきました。
photo&writer:Nakazawa(student)
editor:Nambu(teacher)